金融商品 2020.010.12
【被災地支援企画】印税全額寄付します
私たちは2020年10月17日発売「自然災害に備える!火災・地震保険とお金の本」を出版しました。受け取る印税は、昨今の自然災害で被災した地域へ寄付することに決めました。寄付をすることで被災地復興の一助となること、この本を買っていただいた方に災害へ対する意識と知識を高めていただくことができると考えたからです。
書籍誕生ヒストリー
この本には前身があります。「地震・火災保険と災害時のお金」というタイトルの本で2011年7月に初版、以降内容の見直しを行いながら2016年に3版を発売しています。今回、再度内容を見直すにあたり、昨今の災害といえば、決して地震ばかりではなくなっているという状況から、「自然災害に備える」にテーマを変更して、生まれ変わりました。
そもそも2011年に「地震・火災保険と災害時のお金」を出すことになった経緯ですが、2011年3月に損害保険全般についての書籍を出す予定が東日本大震災により紙不足、インク不足などの影響を受け、ページ数を減らした上で違う形のものを出版できないか、というご提案が出版社からあったからです。そこで、地震保険(火災保険)の部分を抜き出し、かつ保険以外で災害に備えるお金の準備についての項目を加えた書籍をつくることになったのです(ちなみに、もともと出版予定だった書籍「損害保険を見直すならこの1冊」も2011年11月に出版し現在第3版です)。
全国のFP仲間と一緒にチャリティーセミナーを実施
さらに、この本を使って、全国のFP(ファイナンシャル・プランナー)がチャリティーセミナーを行い、災害に備えるお金について多くの人に考えていただくという活動を行いました。全国36箇所、47回にわたって行われたこのセミナーの受講料および義援金の合計額は130万円(経費控除後)を超え、全額を日本赤十字社に寄付しました。
第3版を出版した2016年には熊本地震があり、第3版の印税は熊本県と大分県に寄付をしました。今回、生まれ変わった「自然災害に備える!火災・地震保険とお金の本」についても、いただいた印税は全額、大雨の災害に見舞われた地域に寄付する予定です。
いつ起こるかわからない災害に備えるお金の大切さ
災害はいつどこで起きるかわかりません。今までの経験は通用しないような災害が起きています。一番大切なのは命です。そして次にお金です。家を復旧させるのにも、生活を立て直すのにもお金があることで助かることがたくさんあります。あなたを守るお金のこともこの機会に考えて準備して欲しい、そんな気持ちを込めた一冊です。お買い求めくだされば幸いです。
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