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 FPデータSELECT100  2019.5.30

知っておきたい!意外とかかるペットのお金

 
今や3世帯に1世帯はペットを飼っているといわれる時代。たしかに、ペットの癒し効果は抜群ですよね!ただ、生き物である以上、食事もしますし病気にもなります。そう、何かとお金がかかるのです。飼い始めたその日からペットも家族の一員ですので、しっかり支出の計画を立てていきましょう。今回は、ペットにはどんなお金がいくらかかるのか?を統計資料を使ってご紹介します。

年間支出額、なんと、犬は猫の2倍!

 
上記は「FPデータSELECT100」に掲載しているデータです。

ペットとして根強い人気を誇る犬と猫ですが、ペットにかける年間の支出額を見ると、猫「231,450円」に対して犬は約2倍の「480,420円」。月単位の支出に換算すると、それぞれ約2万円、約4万円です。
 
では、生涯支出を計算してみましょう。一般社団法人 日本ペットフード協会の「平成30年 全国犬猫飼育実態調査」によると、平均寿命は猫が15.32歳、犬が14.29歳。年間支出額と平均寿命から、生涯支出は猫が約355万円、犬が約687万円になります。まさに、子どもの教育費にも匹敵する金額ですね。

 

突然の支出も想定内にしておけば安心

ペットを飼っていると、急にお金が必要になることもあります。病気やケガの治療費、ペットホテルやペットシッター代などです。人間と同じでペットの病気やケガは予測できませんし、飼い主やその家族が急に外泊をすることになったら、預け先を手配しなければなりません。
 
ですが、突然の支出も、統計資料を使うことで想定内にできます。例えば、上記のデータで、病気やケガの治療費は、猫約4万円、犬約7万円とわかります。ペットを飼うにあたってどんな支出があり、それぞれいくらかかるかを知っていればお金を準備しておくことができるので、いざというときも慌てずに済みます。
 

 
その他、例えば、昨年のような猛暑であれば夏の光熱費は統計値よりぐっと高くなるでしょうし、お散歩できない犬のストレス発散のためにドッグランなどを使用する回数が増えるかもしれません。

犬の場合は体格が大きくなるにつれて支出額も増える傾向にありますので、ペットが大型犬であれば、治療費やフード代は統計値より多く見積もっておくといいですね。
また、子どもの教育方針が各家庭で異なるように、ペットに関しても、しつけ・トレーニング料やトリミング料などにどこまでお金をかけるかはご家庭それぞれです。
 
金額の目安がわかることによって、お金の準備のしかたまで考えられるのも、統計資料を使うメリットです。統計資料をベースに、ぜひ、あなたのご家庭の支出額を考えてみていただけたらと思います。

 
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ライティング 金融デザイン株式会社

 

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