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 FPデータSELECT100  2019.10.30

老後も働くことを考えてみよう

 
人生が100年あるなら、あなたはどう生きたいですか?

きっと多くの方が、お金に困ることなく生きがいを持って過ごしたいと思うのではないでしょうか。
老後も働くことは、そんな生き方を実現する方法の一つかもしれません。
今回は、高齢者の就業の現状をデータで見ていきます。

高齢者の就業率は上がっている

 
上記はFPデータSELECT100でご紹介している高齢者の就業率の推移です。
平成5年時点では、6064歳の就業率は男性が約70%、女性が約40%でしたが、平成30年ではそれぞれ約80%、約60%となっています。他の年齢層も同様に、就業率は上がっていることがわかります。70歳以上でも男性の約2割、女性の約1割は働いており、今後、高齢化とともに高齢者の労働力が求められることを考えると、就業率はさらに上がっていきそうです。
 
ちなみに、海外と比較しても、日本の高齢者は働き者であることがわかります。高齢者の就業率が10%に満たない国がある中で、日本は20%超。勤勉性は数字にも表れていますね。

 
(出典)総務省統計局
 

月1万円の収入アップで老後のお金が変わる?

 

 
現役時代たくさん働いたのに、老後も働くの?と思った方は、発想を変えてみてはいかがでしょうか。現役時代と同じ形態で、同じ仕事をやり続ける必要はありません。
実際、高齢就業者のうち雇用者(役員を除く)は約5割で、約3割は自営業です。また、雇用者のうち約半数はパート・アルバイトとして働いており、「自分の都合のよい時間に働きたいから」というのが最も割合の高い理由となっています。(「労働力調査」 2018年)
 
会社に出勤するだけではなく在宅で行う、勤めるだけではなく自分で何か始めるなど、働く選択肢はいろいろありますし、仕事内容に関しても、今まで培った専門的な知識や技能を活かす、趣味や特技を磨く、やりたかった仕事にチャレンジするなど、さまざまな可能性を考えることができます。
 
一般的に、老後はそれまでに築いた貯蓄を取り崩しながら生活することになると考えられていますが、その取り崩し額が「月1万円」変わるだけで、貯蓄は長持ちします。
下表のとおり、貯蓄額2,000万円を取り崩す場合、毎月8万円だと2010ヶ月で底をつくのに対して、毎月7万円だと239ヶ月に延びます。つまり、取崩額を月1万円抑えることで、貯蓄は3年近く長持ちするということです。
 
まずは収入を1万円アップする気持ちで、老後も働くことを考えてみませんか。
 

 
 
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ファイナンシャル・プランナー
田中友紀(たなかゆき)
 
新卒でメーカーのシステム部配属になって以来、10年間システム畑を歩む。当初は自分でもプログラムを組んでいたが、次第に、システムを使ったコンテンツ制作の進行管理を行うようになる。テレビ局でショッピングサイトのリニューアル、エンタメコンサルティング会社で携帯の着メロサイトの立ち上げ、などに携る。30歳過ぎて、お金のことを知らな過ぎると危機感を感じ、FPの勉強を始める。学んだのは、生きていくのに必要なことばかり。それを伝える側になりたくて、FPになると決意。そのとき運良く、金融デザインのメンバーと出会い、今に至る。システム時代に培った、いろんな立場のいろんな人の意見をくみとる姿勢、そして、お金のことがわからない、という感覚がわかること、が自分の強み。FPとしてこれからが勝負だと思っているので、金融デザインのメンバーの一員として、金融が普通になる世界を創っていきたい。 >>プロフィール
 
work:金融デザイン株式会社
資格:CFP、日商簿記3級、スピリチュアルカウンセラー

 

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